BGM:厳冬 Composed by Sei Kaitani


『白線流し』への想い 

AT 2000.07.10 04:40 UP

索引

第1章 まどか 

第2章 メモ 

第3章 あなたへ 




 

第1章 まどか

 


----------------------------------------------------------- 

愚娘の名前---円 まどか と 訓じます。
わたしが 命名しました。


ビートたけし の名が 人口に膾炙しない前の 
足立区の多分 薄暗い出張所に出向き、

はじめての出生届を出しました。

----受理された時、やった と独り 呟き、
多分 ニタリ としました。

係りの人が 分厚い書類を
(多分、受理すべき漢字と訓を網羅した辞書のたぐい)

何度も見直していたから-------

 

本編で 優介が 父親の逮捕に 打ちひしがれていた時、
”まどか”の口から一度だけ漏れた、
優介を励ます引き合いに出された 公務員(市役所?)としての 父親の存在。---

SP 19の春で, 名古屋の 病院(看護学校?)行きを
実行した”まどか”の意思決定に

 たぶん 他の6人とは違い(茅乃すら 画面にこそ登場しなかったが--
物が飛ぶ?派手な 親子喧嘩を父としている!)
 
父親(母親もだが?)の介在は なかった!!

あたかも 独りで大きくなったかのように
 周囲に有無を言わさぬ強引な生き方。-----

 

『意思決定の潔さに舌を巻いた』 とは

 慎司の入院する病院の屋上での担任 (名は思い出せない!!残念----小沢?)

---園子との会話での担任の ”まどか”観 だったか?

あるいは、スカウトマンに 帰れ!
と 叫ぶ( 冬美との友情を選択!)

また SP(19の春)で 園子のアパートへの宿泊を 明確に覆した意思。


慎司の遭難から 記憶回復までを見届けた”まどか”には、
弱者としての慎司が抜け落ち、

(体育館では、渉のボール攻撃から、身を挺して、車椅子の慎司を庇った!)

看護するカタチ だけが残ったが、
--なごや 行きで、自らの意思決定を貫いた。

ここには----”まどか”には、両親は 垣間見えない!!

希薄な存在としての父親.母親 が ”まどか”を通して、
おぼろげながら浮かび上がって、

私には 見える。----勿論、勿論 それでいい!

表現されなかった 誕生から高校3年1学期までの 
短くて 永かった”まどか”の 家族の 日常生活に、

私どもの 過去を つい重ねてみる----!

翻って、雑誌売りに東奔西走・傍若無人 さらに 最近はじめたインターネット三昧。

 自らの生活も省みぬ?愚娘よ!

            やはり 私たち夫婦は、あなたにとって 希薄 ですよネ。

                     

-----------(父からのメールより 引用 拝借。)--------------------------- 

CHIAKIY's白線流し WEBSITE へ 初めて 訪れた方 への
 CHIAKIYからの 案内文です。

 

父は 『白線ML』に 加入しています。 

投稿機会が失われた と 最近 ROM している ようです。

実は 仕事が 佳境に さしかかっているためでは ないのか と 想っています。

 

白線流しの”まどか”に 『愚娘』 CHIAKIYを 仮託しているようですが、      

諸々の意味で 事実に反すると--------

 

会社のパソコンに ?歳の birthday の時  引用した MAILを 投げてきました。

-----------------------------------------------------------------    

Date: Mon, 12 Oct 1998 01:50:25

Subject: 記憶では---”まどか”も愚娘も 独りで 大きくなった!

                が 白線ML への 投稿履歴のようです。   

                        


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第2章 メモ

 


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既に並のドラマの水準を遙かに超えた演出力は、
長瀬を除けば、ほとんど無名で、スター不在のキャスティング
であるにもかかわらず、
逆に、これら新鮮な、青春群像の中から、
次代のスターへの飛翔を、
ドラマと同時進行的に予感させるのに、
充分 成功している、といえる。

ここには、未知数の新人の可能性に賭け、
かつ、彼らから手堅い演技を引き出したスタッフの力量を
垣間見るばかりか、
彼ら新人キャスト達も、
スタッフの期待に見事に応え、
尚、余りある、緊密で、時代に肉迫した
切実な、ドラマ空間を創出している、
というべきで、
それらを創り出した、
スタッフとキャストとのハーモニィ・総合力の勝利を
発見するのである。


長瀬の屈折した環境を用意する事で
(勤労学生、母と離別(母=再婚))、
いわゆる学園ドラマ(同時期のキャンパスノートを観よ)を
超えた拡がりを獲得している点を買うが、
タイトルバックにある( 白線流し) に象徴される
一回性の青春群像の点描こそ、
我ら  団塊の世代の郷愁を
呼び覚まさずには居なかった訳で、
その切実さが、このドラマの本質であり、
また、我ら 団塊の世代の共感する所以でもある。

縦横に入り組んだ全体としての相関関係の行方を、
自らの過ぎ去った生き様に、
投影し、重ね合わせ、自己確認している、
自分を発見したのは、
私のみでは あるまい?


96.1.30 記-----97.11.6 メモより再現。

------------------------------------------------------------
CHIAKIY です。

初めて CHIAKIY'S 白線流しWEBSITEに 予備知識なしで こられた方のための

CHIAKIY からの案内文です。

仕事上の調べもので、たまたま,父のNOTES 日録データベースを使用して
『メモ』で検索中 ヒットしたものです。

HTML文書化にあたり、原文の改行どうりではない事をお断りします。

年配の方なら、ともかく、センテンスが長過ぎて、読みづらいと想いましたので。 (爆)

多分 本来であれば 『白線流し』 で index を作成すべきところ

父のアシスタントの方の間違いで『メモ』で作成されたため と想われますが、
96.1.30記 の 日付からすると、テレビ放映期間中 に書かれたもので

父の心情吐露の メモまたは依頼された原稿の要点メモ

と 読めなくもありませんから、index 『メモ』も 一つの見識 かも 知れませんネ。

なお 父に聞いたところ、この『メモ』 白線MLのBBSに投げた筈だ
といっておりましたが-----

履歴確認は残念ですが できませんでした。

 

また文中の「長瀬」は UPするにあたり、調査した結果、長瀬智也 さん のことだ とわかりました。

  -------------------CHIAKIY の 調査事項-----------------------

連続ドラマ『白線流し』フジテレビ系列 (全11回) 放映
1996年1月16日(木)から3月21日(木)PM10:00からPM10:54放送

(CAST)
大河内 渉---------長瀬智也
七倉園子-----------酒井美紀
飯野まどか---------京野ことみ
長谷部優介---------柏原崇
橘冬美-------------馬渕英里何
富山慎司-----------中村 竜
汐田茅乃-----------遊井亮子

(STAFF)
企画--------------山田良明・横山隆晴
プロデュース------ 本間欧彦・関本広文
脚本--------------信本敬子・原田裕樹
演出--------------木村達昭・岩本仁志・本間欧彦
音楽--------------岩代太郎
主題歌------------スピッツ『空も飛べるはず』(ポリドール)

*「空も飛べるはず〜『白線流し』オリジナル・サウンドトラック」
                     (ポリドール)

他に 同一(CAST)で

白線流し 19の春    1997年8月8日 

白線流し 20歳の風   1999年1月15日 

白線流し 旅立ちの詩  2001年10月26日

白線流し 25歳        2003年9月6日

白線流し 夢見る頃を過ぎても  2005年10月7日 が 放映された

 


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第3章 あなたへ

 


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【白線流し】 って 知ってる?


岐阜県立斐太高校で 卒業式の日―――。
卒業生の 男子は学帽の白線をとり、
女子はセーラー服の白いスカーフをとり、
繋ぎ遭わせて、 長い白線にして、
ダイハチ川に架かる合崎橋のたもとから、
3年間の想い出と ともに、流すんだよ。

TVドラマ『白線流し』が誕生する以前


1992年3月29日 フジテレビ系列で
この年の 斐太高校の『白線流し』を
主題にしたドキュメンタリー
「別離の歌〜飛騨高山の早春賦
・『白線ながし』〜」
が あった。

これは TVドラマ 『白線流し』の
原型ということができます。

横山隆晴
−−−どちらも この人の企画。

1987年
当時フジテレビのニュース企画の
ディレクターだった 氏が
取材用に切り抜いた地方紙の
斐太高校の白線流しを
報じたベタ記事へのこだわりが
この企画を生み出したようです。



白線同盟 加入番号F−1(連番NO 1) 駆坂あかね様 作品
【白線流し 7人 群像】

左より 富山 慎司・飯野 まどか・橘 冬美・大河内 渉 七倉 園子・長谷部 優介・汐田 茅乃



それは 何故?

氏の語るところでは−−−−− 
おそらくもっとも多感だったあの頃に、
(注 新潟高校時代)
出会った人、
別れた人、
すれ違っていった人、
その人たちに対する決着を、
自分はまだつけてないのではないか
というような思いが、
心の何処かにひっかかり続けていたから
なのかもしれません。

(中略)

過ぎ去った「あの頃」は戻ってこないけど、
卒業をテーマにした
番組を作ることによって、
ひょっとしたら自分も本当の意味で
高校を”卒業”できるのではないかと
思ったのかもしれません。


角川書店『「白線流し」を知っていますか
−−18歳の別れ、旅立ち』より 


このこだわりがなかったら−−−
CHIAKIY が 今 こだわっている−−
TVドラマ『白線流し』も
生まれることはなかった 。

TVドラマ『白線流し』 は
7人の 旅立ちと これから を 
斬新な手法と しびれる映像美と
心に滲みるBGM と で

鮮やかに 定着しています。
   

 

 


----------------------------------------------------------- 


 出会い そして 旅立ち




出会い---


彼 優介 写真部だったし、園子に好意を持ってたから 園子が まどか の策略で----
――園子 腋から糸が出てる っていえば 誰だって腕 挙げるカタチになるよね---
卒業アルバム委員になってしまったのを見て、優介も手を 挙げたっけ。
     
放課後、アルバムの打ち合わせに いちおう園子が所属している ほとんど休部状態の
天文部の部室を使うことになったけど−−− 園子 甘くて危険な香りがするよ。これ。

優介と視線が あっちゃったら もうだめだよ----園子。
これ自然の成り行き だろうか。優介が吸い寄せられるように。---

園子 眼なんか閉じたりして、温かい唇と、冷たい眼鏡のフレームが
瞼にあたるの感じたとたん、我にかえったんだろうね。
優介を思っきり、両手で押したら、椅子がひっくり返って 優介は
壁に頭ぶつけた。

園子は 今起こったことの意味が 理解できないまま
カバンを取り上げると、あとずさり、部室を飛び出した。

「−−−ゴメン−−−七倉−−−ゴメン」

背中に優介のつぶやきを聞いた気もしたけど、園子は 駆けだした。
涙がにじんで 前がよく見えない。
校門の手前で だれかと 激しくぶつかった。

園子も相手も 地べたに叩きつけられる。園子のカバンの中が 散乱する。
相手が声をかけながら、園子の腕をつかんで起こそうとしたけど、
じゃけんに 払いのけた。

相手は、散乱したカバンの中身を拾い集めだした。
園子は慌てて立ち上がると、残りを拾い集めた、
目の前に差し出された本やノートを奪い取るように受け取り、
カバンにしまい込み、その場から逃げ去った。

相手は渉。
向こうからぶつかっておきながら、ひどい態度だったけど、
本を手渡したとき、今にもこぼれそうな涙でいっぱいになってる
眼を見てしまった。
いったい あの子になにがあったのだろう。妙に気になった。

渉と園子の これが出会いだったっけか?


魅力の源流---- 

 

----突然ですが、

本屋で『太陽にならなかった木星』という本を見つけました。 

これは、あの天文台(--注 小川天文台)に勤めていたという あなたのお父さんの本ですか?

木星は太陽になりたくなかったのかもしれない。 そう書いてありました。

 私はやっぱり太陽じゃないと思うけど、 それでいいって、 自分は駄目だって諦めなくていいと、 本から教えられました。

だからあなたも、 自分はどうせ惑星だって、 決めつけないでください。 

自分の意志しだいで、 何にでもなれると思います。

あなたともっと話したいと思っています。 

学校祭の最後の日曜日、 中山台公園で4時に待ってます。 迷惑だったら無視して下さい。

     白線流し  ノベラズ P115

 

 

  この園子の手紙は 渉には 届かず 定時制生徒により 掲示板に張り出されることになってしまったけど

  4話ラストの 渉と園子の 観たもの誰しもの記憶に残る

 素晴らしい 哀切な踏切シーンを 用意することにも なりました。

                       あの演技を超えた演技-----女優 酒井美紀 誕生の瞬間です。


 

園子のモノローグ----。卒業 そして 



わたし達は時期が来たから 押し出されるように
卒業したのだろうか?

それとも 自分で悩んだり 考えたりしたから
卒業できたのだろうか?

本当はどうなのか 誰にも判らない。

でも こんなに 頭と心を使った時期は
今までになかった。

たった 18年だけど-----。



7人の 歩む道−−−−旅立ち。





慎司-----  進学をやめて、山岳救助隊にはいるため、長野県警の試験を受けることにした。6月。
     
まどか---- 「百瀬さん より、カッコいい看護婦になってやるう。」
       名古屋看護専門学校 入学。

冬美------ 東京で女優をめざす。3年経って芽がでなかったら
       帰って実家の旅館を継ぐ約束

優介------  京大合格。進学

茅乃------ 実家 洋品店手伝い。新しい品揃え−−。

渉-------- 日大合格。北海道初山別天文台 勤務。

園子------ 「みんなのこと見送ってて、見送られるより、見送ったほうがいいなって、
                   思ったんです。
                   寂しいけれど、夢 に向かっていく友達をみてて
         −−−それでわかったんです。
       
        私は人に夢を与えるのが、私の夢だって。
        私、学校の先生になりたいです。なれるかどうか
        わからないけど」
       
        予備校入学。



7人が 白線に託し 流したもの



慎司--------ノー天気
まどか------甘いもの(甘えた自分)
冬美--------ひねくれた性格
優介--------机上の空論
茅乃--------けんか早い自分 
渉----------優柔不断
園子-------−勇気のない私

茅乃は「ケンゾー」のスカーフ、渉は黒タイをみんなの「白線」に結わえた。




七倉 先生 ?



「大河内くん、合格だったて。定時制の先生、驚いてた。
ほんとに、合格するとは 思わなかったって」

「渉さん、それ知ってたんですか?」

「うん、それでも天文台に行くって。受かっただけで、
目的は 果たしたって」

「学生時代って、大切なのは、何を学んだかじゃなくて、
どうやって 学んだかだと思うの。
どうやって 仲良くなって、
どうやって 喧嘩して
どうやって 仲直りしたのか。
クラスのみんなが、高校生活で得たものは、公式や英単語
ばかりじゃないって 先生 信じてる。
待ってるわよ。
私、七倉さんが教育実習に来てくれるの」


七倉先生 誕生物語−−−−20歳の原点


団塊の世代 です。
(園子パパや 相馬社長などは 私より 年配の設定です=台詞から判断)

皆様 こん**は。ご無沙汰です。
家人の冷たい視線をかいくぐり? VTR で先ほど、観 終わりました。

二十歳の風---私には タイトルにもかかわらず 二十歳の原点 として感得
されました。20歳の夏 では 勿論ありません。

サブジェクトは 家庭教師先のサラリーマンの父親(団塊の世代)の ラスト
近くの橋上の台詞から 選びました。

対をなすのは 園子の家庭教師先の教え子 です。
この教え子とその父親から 七倉先生 と呼ばれるのです。---七倉先生誕生物語
とした所以です。

サラリーマンの父親は ドラマ冒頭では ”七倉さん”と 呼んでいました。
察するに、わが娘の年上の友達(有償の)といった 按配でした。

それが 人生の先達-----先生と呼ばれるに至る物語 と捉える時,この二十歳の
風は 二十歳の原点 と 呼ぶに ふさわしい音色を かなではじめる 筈。

渉と園子が 湖から 救助したのだから,七倉医院での 山本圭とサラリーマン
の父親との総括の場に 渉がいて当然なのだが,彼が奥ゆかしいのか,ドラマ
ツルギー上の要請か 園子が 独りで全人格を賭して、自己批判する様をみれば
当然後者であることは自然のなりゆきです。七倉先生誕生物語の性格上 
その場に 渉の存在は 不要であると 思い至りました。

全人格を賭しての自己批判。------。
そしてまた 
個人的には 神田界隈で30年ほど前に経験した催涙ガスと機動隊の
恫喝を想起するフレーズでもあるのですが---。
だからこそ 教え子とその父は ”七倉先生”と 園子を受け容れた のだと
そして この20歳の夏の出来事こそ 園子の教師としての 20歳の原点なのだと
団塊の世代は 理解しました。

ほかにも言及したいこともあるのですが-----京野ことみ(まどか役)の女優
としての大ブレークの予感 など など----何れまた サブジェクトを
あらためて ------


MLには駆け足で 眼を通しましたが、至極 当然の視点が 皆様の
感想のなかに見当たりませんでしたので、(当然だから省略されたのでしょうか?)
皆様の投稿に屋上屋を架ける投稿を 思い至りました。

------------------------------------------------------------

CHIAKIY です。 最近は 『白線同盟 ちあき』 と HN してますが-----。

初めて CHIAKIY'S 白線流しWEBSITEに 予備知識なしで こられた方のための
CHIAKIY からの案内文です。

『七倉先生誕生物語』は Subject 【七倉先生 誕生物語−−−−20歳の原点】 で 1999.01.17 に 
父が 白線MLに 投稿したものです。

(原文で一部 公開をはばかる表現がありましたので 
HTML 文書化にあたり 改変いたしました。)  
 
この投稿は 1999.01.15 に放映があった 白線流しSP第2作 【20歳の風】 に対する 
父の思いを見ることができます。
【七倉先生 誕生物語】 との規定に対し、CHIAKIY としては、
釈然としないものがあったんです。

ですが 最終話に 園子の 【これから】を 予備校生という立場の積極的選択とからめて
表現している 上述( 7人の 歩む道−−−−旅立ち。  参照のシーンを発見したことから

氷解したことを 付言しておきます。
   


 


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UPDATE 2009.4.4