『1パーセントの希望』
あいほうぷ宇宙班 利用者 穴井敬一郎
今月の、プールリハビリは左足を大きく上げることを目標に頑張りたいと思っています。
プールの中では、浮力のおかげで普段の生活では不可能な「歩く」という動作が体験できます。もちろん水の中では歩く以外の色々の動作も可能なのです。
私は、過去に脳梗塞を2回と脳出血を発症し両下肢及び上肢に障害を持ち車いすを選択せざるを得ませんでした。その過程で医師に尋ねました。今後この障害が改善する可能性は何パーセントあるのか、しかし答えて貰えませんでした。私は改善の余地が1パーセントでもあれば希望を持ってリハビリに望む事ができるのです。3年から4年は病院やリハビリの施設を転々とし現在は在宅で生活していますが決してリハビリを諦めた訳では有りません。そんなある日、妻から「あいほうぷ吹田」の存在を知り早速見学に出かけました。そこで目にしたのがプールの設備でした。私はすぐに施設に通所することを決めました。
プールでリハビリを行うという事は、多くの人の力を借りなければ成りません。プールを含め施設の管理運営して頂いている吹田市の職員の皆さん、運営を委託されているさつき福祉会の職員の皆さん及び直接の指導して頂けるセラピスト(PT、0T、ST)の皆さんなど多くの支えがあればこそ頑張る事が出来るのだと思います。
物理的には勿論、精神的にも大きな影響を与えると思っています。健康な時は1級建築士として建築・設計を生業としていましたが、障害を持ってからは今までとは違う建築のイメージが浮かんでいます。これをどの様な形で表現していくかが新たな一歩だと考えつつ、今大きく左足を出しています。
最後に、私にとって障害が改善する可能性が大きいか小さいかは問題でないのです。1パーセントの可能性よりも1パーセントと言う小さな明日への希望のほうがはるかに大事な事なのです。この希望の支えは言うまでもなくあいほうぷ吹田の存在その物なのです、感謝の気持ちでいっぱいであります。有難うございます。
あいほうぷ吹田 利用者 穴井敬一郎 |