| 書 名 |
心に残ったフレース |
| 著 者 名 |
| 発 行 社 |
感 想 |
| お勧め度 |
◆東京タワー
オカンとボクと、時々、オトン |
子供の時は平凡を毛嫌いしていたが、平凡になりうるための大人の夢。かつて当たり前だったことが、当たり前ではなくなった時。平凡につまずいた時。
人は手を合わせて、祈るのだろう。 |
| リリー・フランキー |
| 扶桑社 |
放蕩息子、あかんたれほど、母を恋うるのか。
自分勝手、母親から搾り取れるだけ絞って、与えるだけの母の愛に甘える男。
いくら、恋うても、寂しがっても、母が死んでからでは全ては言い訳。
生きているこの時に気がつかなくては。
そして母はそんな子供でも慈しみ愛し続ける。 |
| ★★★★☆ |
|
| ◆犬のディドより人間の皆様へ |
わたしは家族の一員として迎えられたのではなく、わたしのほうがチャップとボスを群れの仲間として受け入れたのだ。このことをもっと多くの”飼い主”が理解してくれれば、犬と人間との関係はもっと強固なものになるだろう。
|
| ディッド |
| 草思社 |
犬によって書かれた犬の文化論。哲学書とも読める。
なるほどと、思わせる言葉が溢れている。 |
| ★★★★☆ |
|
| ◆犬たちの隠された生活 |
群れというものは、メンバーそれぞれをひとつの部分として、なんと緊密にまとまっていることか、。人体の各部分のように、それぞれが全体のために一体となって働く。勇敢なものだけが生き残こることを許される。もしくは、むかしながらの様式によって、昔ながらのおきてに従って生きるものだけが。 |
| エリザベス・M・トーマス |
| 草思社 |
現代社会の中で、犬をなるべくありのまま姿で飼い、その生から死までをクールにフィールドワークしている。
それでいて、結局はその生から死まで人間に管理されずには生きられない犬の哀れさを感じずにはいられない。。 |
| ★★★☆☆ |
|
| ◆火車 |
「−先生、どうしてこんなに借金をつくることになったのか、あたしにもよくわかんないのよね。あたし、ただ、幸せになりたかっただけなんだけど。」
「・・・彼女の身に起こったことは、ちょっと風向きが変われば、あなたや私の身にも起こり得ることだった。」
|
| 宮部 みゆき |
| 新潮文庫 |
宮部みゆきさんの作品を読んだのは初めてだが、彼女の人を見る目は優しい。普通の人間が幸せを求めるが故の愚かさを突き放すことなく描いている。 |
| ★★★☆☆ |
|
| ◆神の手 |
ありません |
| パトリシア・コーンウェル |
| 講談社文庫 |
検死官スカーペタシリーズ第14シリーズ
「検死官」が出たときは、新しい女性像が描かれたと思ったのだが。 |
| ★☆☆☆☆ |
|
| ◆レディ・ハートブレイク |
自分を笑えるようになることだ。いいかね、わしが床に倒れて、自分の過ちひとつひとつに涙を流しておったら、とっくに溺れ死んでおったろう。 |
| サラ・パレッキー |
| ハヤカワ文庫 |
V・I・ウォショースキーシリーズの第4巻。
ストーリーは巻が進むほど、こなれてきていると思う。
ヴィクの減らず口も益々冴える。 |
| ★★★★★ |
|
| ◆サマータイム・ブルース |
あなたが何をしたって、あるいはあなたに何の罪がなくたって、生きてれば多くのことが降りかかってくるわ、・・・だけど、それらの出来事をどういう形で人生の一部に加えるかは、あなたが自分できめること。 |
| サラ・パレッキー |
| ハヤカワ文庫 |
女性探偵V・I・ウォショースキーを主人公とするシリーズの第一作。
今読み返してみると、ストーリーは新しい物ではないのだが、初めて読んだときは、この主人公の強さ、自分自身を持っていることに強く惹かれ、口の減らない、タフさに憧れた。
励まして貰うため、辛いとき何度も読んだ。 |
| ★★★★★ |
|
| ◆アリバイのA |
ペットもいない。鉢植えも育てていない。しょっちゅう家を空けることが多いので、気がかりになるようなものは何も残しておきたくない。仕事で身にかかる危険を別にすれば、過ぎて行く毎日はしごく平凡、そして穏やかだ。 |
| スー・グラフトン |
| ハヤカワ文庫 |
題名にAから順番にアルファベットが必ずつけられている女性探偵キンジー・ミルホーンシリーズもの。アルファベットそれ自身には意味はない。
主人公の自分自身の足で立って生きていることが、サラ・パレッキーのV・I・ウォショースキーシリーズと共に私を励ましてきてくれました。 |
| ★★★★★ |
|
| ◆野ブタ。プロデュース |
言葉は人を笑わせたり、楽しませたり、時には幸せにすることもできるけど、同時に騙すことも、傷つけることも、突き落とすこともできてしまう。そしてどんな言葉も、一度口から出してしまえば引っ込めることはできない。だからこそ俺は、誰にも嫌われないように薄っぺらい話ばかりしてきた。言葉には意味を、意志を持たさぬように、俺は徹底してきたつもりだ。 |
| 白岩 玄 |
| 河出書房新社 |
自分が傷つくこと、孤独になることを恐れそれるあまり、人との深く関わらないように、心に着ぐるみを着ている青年。自分自身には繊細なのに他人には鈍感な今の若者が若々しく描かれていると思う。 |
| ★★★★☆ |
|
◆デルフィニア戦記シリーズ
1〜4
放浪の戦士・黄金の戦女神・白亜宮の陰影・空漠の王座 |
| 茅田 砂胡 |
ありません((>_<) |
| 中央公論新社 |
国を追われた王が、異世界から来た美少女(少年?)に助けられ、国を奪還し、果たしていくファンタジーなのだが、戦国武将の話?合戦物は好きではないので。勧善懲悪のお話が好きならいいかも。 |
| ★★☆☆☆ |
|
◆嫌われ松子の一生
上・下 |
神様は教会にいるのではなくて、自分の心の中にいる。悩んでいるときにお祈りすることで、自分の声を聞くことができる。 |
| 山田 宗樹 |
| 幻冬舎文庫 |
人に愛されたい、理解されたいと望み、人の反射としてでしか自分が見いだせない人間の哀れさを感じた。 |
| ★★★☆☆ |
|
| ◆コンビニ・ララバイ |
「減らしているんです。身を削ってお金を稼いでいるんです。でもあの人たちはいいんです。プロだから。どんな仕事でもプロとはそういうものなんです。何かが減るのを覚悟で体を張ってるんです。 |
| 池 永 陽 |
| 集英社文庫 |
心に傷を持つやる気のない主人がいるコンビニに、様々な悩みや哀しみを抱えた人々が集ってくる。 |
| ★★★☆☆ |
|
| ◆静寂の叫び 上・下 |
自分を平気で犠牲にする人間は、他人を犠牲にするのも平気なんだ。 |
| ジェフリー・ディーヴァー |
| ハヤカワ文庫 |
脱獄犯の人質と成ってしまったのは、スクールバスに乗った聴覚に障害がある子達だった。犯人達と交渉人との息詰まる展開はいかに、という本です。感想は”まあおもしろいんじゃない?” |
| ★★☆☆☆ |
|
| ◆猫の心を持つ男 |
犬型人間は自分たちが愛され賞賛されていることをたえず保証してもらわないとうまくやっていけない。彼らはどの瞬間も音と活動で満たし、会った相手とはことごとく友達になるべきだと感じている。 |
| マイクル・アレン・ディモック |
| 早川書房 |
ゲイのセラピストが刑事とともに、殺されたクライアントの犯人捜しを行う。人を常に猫タイプ、犬タイプの人間に分けるって案外やってるかも。 |
| ★★★☆☆ |
|
|
 |
 |